せつない思い出:住宅債券(つみたてくん)
ネットで住宅債券手帳を見つけました。 20年くらい前に住宅金融公庫(住宅金融支援機構)が発行していた割引債券です。
この住宅債券には思い出があります。
少しはずかしいですが、ブログに記事を書いてみました。
ーーーーーーーー ここからせつない思い出の記事です ーーーーーーーーーーー
20代後半に半年毎に額面50万円分積立し(割引債なので47万円くらい積立し)5年後に600万円償還されました。
当時、付き合っていた彼女とは遠距離恋愛でした。 私が実家から通勤しなければならない事情があって、彼女の近くに住むこともできましたが、実家から通勤していました。
この債券を積立して、償還するころにマンションを買って一緒に住もうと考えていました。(私だけそう思っていました)
あと1年で償還される年に、彼女とお別れしました( 振られました ) 原因は、彼女の近くにいてあげられなかったことでした。彼女にとっては日常生活の中で、常に一緒にいる時間が欲しかった、と言っていました。
そんな彼女の気持ちも分からずに、私はお金を貯めることだけしか考えていませんでした。
半年後の積み立てのために貯金のことだけ考えて、、、。アホですね~(._.)
今でも思い出すたびに胸が痛みます。
お金は大事ですが、それ以上に大切なものを失ったことに気が付きました。時すでに遅しでした。
その債券が償還後マンションを購入しましたが、私ひとりで住んています。そこに彼女はいません。 大きくて一番大事なものを失ったことにあらためて気が付きました。お金では買えないものの方が大切なんだと。。。。
ーーーーーーーーーーーーーーー 住宅債券の思い出 完 ーーーーーーーーーーー
今はこの債券は販売していません。当時利率が4%くらいでした。懐かし~。
以来、仕事を楽しんで、投資を楽しんで、ランニングと登山を楽しんで、55歳のおっさんとなりました(笑)